HOME > VOICES > 地域とつながる新しい学校の形
地域とつながる新しい学校の形

地域とつながる新しい学校の形

日本古来の里山が残り、川で泳げ、田畑や山仕事も生活のうちであり、生活の呼吸を伝えられるお年寄りがまだまだ沢山健在しており、知恵の伝承が可能である場所。ここで教育と環境に関わる仕事を創造したいと考える中、生活体験重視のフリースクール活動をはじめました。

「みどりといやし」をテーマに

「みどりといやし」をテーマに地域おこしをしている中で、21世紀のテーマがだんだん見えてきて教育と環境に関わる仕事を創造したいと考える中、生活体験重視のフリースクール活動をはじめました。20歳前半に、土のない生活と交わることのない人間関係を味わった都会生活により、体を壊したことがきっかけでもあります。

知恵の伝承と新しいものへの臆病さが共存

日本古来の里山が残り、川で泳げ、田畑や山仕事も生活のうちであり、生活の呼吸を伝えられるお年寄りがまだまだ沢山健在しており、知恵の伝承が可能である場所。
また、木造の廃園になった保育所が拠点なので、昔ながらの生活空間を体験しやすい。

一方で、都会からの人の流れや新しいことへの取り組みへの臆病さが感じられる。これは、日本全国の田舎の共通の問題であると思う。また、情報の少なさからか、「世界が同時に動いている」という意識を育てにくい。

新しい時代の息吹を感じるワンネススクール!

参加している人達が「新しい時代を切り開いていける地球市民」になっていけることを願いとした大人から子どもまで参加できるスクールです。本当の自由を使いこなせ、場所に時間に自分にとらわれることのない豊かな生き方ができることを人の成長と考え、夢をもつこと、人にやさしくできることを大切にした活動をしています。自分自身の内に在る光(ワンネス)に気づき、他のいのちとのつながり(ワンネス)に気づける「ワンネス」を身につけることを大切にしています。
言われた事をこなすだけの明治時代に必要としていた人材ではこれからの時代を切り開いてはいけません。自ら考え、決断して、他との調和のもと生きていける人に育って欲しく思っています。そして、不登校生徒たちは新しい時代の風に敏感だから不登校という形で自分を守っているのだと私たちは考え、不登校の中に新しい時代の息吹を感じています。(HPより抜粋)

今後も映像文化を通しての地域づくりを続け、土地に根付いた活動をしていきたいです。

トップに戻る∆

運営者写真

森 要作(NPO法人ワンネススクール理事長)

東洋医学をもとにした健康教室を各地で開催しながら「みどりといやし」をテーマに地域おこしの様々な活動を行う。その中から、教育と環境が21世紀のテーマと思い、フリースクールを設立。現在に至る。

地域

石川県石川郡

Link

NPO法人 ワンネススクール